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エアコンクリーニングでエアコンが故障した場合、損害賠償は払ってもらえるの?調べてみました♪ 2022.08.11

エアコンの電気代節約、そしてなにより清潔に使い続けるためにも定期的なクリーニングは不可欠です。

そのことは分かってはいるけれどやはり電気製品のネックとして、

水や洗剤をかけて掃除するのは不安ですよね。

 

市販の洗浄スプレーで自分でクリーニングをしたら後で

起動した際にエアコンがショートを起こしたということもあります。

 

この原因は洗剤がエアコンの内部に残っていたために起こったとされています。

 

洗剤が落としきれないとショートの原因になる他にも、

かえってカビの餌になりカビを繁殖させてしまうことにもなります。

 

掃除業者でのクリーニングには高圧洗浄機を使用しますので洗い残しということは少ないですが、

クリーニングをお願いしたことでエアコンが故障した、調子が悪くなったという時、

業者はどう対応してくれるでしょうか。

 

保証とその内容はどうなっているのか調べてみました。

 

 

 

 

では最初に、エアコンクリーニングで破損した場合業者は補償をしてくれるのかどうか、見てみましょう。

 

正直な話、対応の内容は業者によって異なってきます。

 

一概にこういった場合にはこういう対応をしてもらえますとは言えません。

 

そういった意味でも業者選びはしっかりとしておくべきです。

 

 

プロの仕事とはいえ人間のやることですので人的ミスでの故障というのは起こり得ます。

 

エアコン自体の故障の他にもエアコンの設置してある壁を

傷つけたり床の絨毯を汚してしまったりということもあります。

 

 

ある程度の目安としての保証の内容についてと、保証を受ける上でのポイントを見ていきましょう。

 

 

・業者の対応は主に修理か返金対応

 

エアコンの故障について、主な対応は業者さんによる修理対応です。

 

エアコンのカバーを外したり開閉する際に部品を壊したということであれば、

メーカーから該当する部品を取り寄せての修理になります。

 

その場での修理が難しい場合はメーカーでの修理を依頼してくれます。

 

掃除したにも関わらずエアコンの風が臭いということであれば

無料での再清掃に対応してくれるところもあります。

 

不具合が判明、もしくは修理不能といった場合には料金の返却で対応となります。

 

ポイント等での返金や料金相当の別サービスでの弁償しかできず

現金での返金は対応不可というところもあるので、注意しましょう。

 

 

・新品との交換はほぼない

 

故障したからといって同等品との交換をしてくれることはまずありません。

 

フランチャイズの業者などでも補償はあくまで清掃を行った店舗で、

対応可能な範囲とされていることがほとんどですので、修理か部品交換・返金のいずれかに

なる事を理解しておきましょう。

 

メーカーと修理を相談した際にちょうど同等品があったのでそれと交換といった場合もありますが、

そういうときは運が良い場合なので、交換してくれる体で事を進めるのはやめましょう。

 

 

・損害賠償保険に加入している業者を選ぶ

 

保証対応の中身について見てきましたが、それ以前にまずは依頼する業者が

損害保険に加入しているかどうかを確認しておきましょう。

 

知名度のある大手の業者であればほぼ間違いなく加入しています。

 

個人業者でも多くは加入はしていますが、地元の中小の業者などは

保険に全く加入していないといったところもあるようです。

 

損害賠償保険は業務中の作業で器物の破損や他人に怪我を負わせるなどをして発生した場合、

 

その修理費や治療費といった賠償金が責任を負った業者に支払われる保険です。

 

この保険の有無で補償の話し合いがスムーズに進むかどうかが全然違ってきます。

 

最悪の場合、保険に加入していない業者であれば壊してしまったことを隠したり、

清掃による不具合であることを頑なに認めないということもあります。

 

よほど頻繁に保険金の支払いを繰り返しているようでなければ、

保険金で賄えないということはありませんので、

保険に加入している業者であれば修理や部品交換にしっかり対応してくれるはずです。

 

エアコン掃除の業者を探す際には前提条件として保険加入の有無を入れておいて間違いはないでしょう。

 

 

 

 

では次に、ハウスクリーニングのエアコン等の掃除中に破損が生じた場合、保証してもらうためにはどのような条件が必要なのでしょうか。確認してみましょう。

 

 

保証してもらえるのは作業中の事故のもの。

 

壊れやすい、いつ壊れたかわかりにくい古いエアコンは断られることもあるようです。

 

いつ、何が原因で壊れたのかはっきりできるようにしましょう。

 

できればクリーニング前と後に写真を複数枚取っておくと良いですね。

 

ちゃんとした業者であれば多くの場合は誠実に保証対応をしてくれますが、

無差別的に保証してくれるというわけではありません。

 

それに、あくまでも保証してくれるのはクリーニング作業が原因での故障になりますので、それをはっきりさせないといけません。

 

前もって保証できないとわかった場合は、

あらかじめ保証対象外である旨の説明がはいるか清掃自体を断られます

 

典型的な保証できないと言われるエアコンは以下の通りです。

 

 

・10年以上使用しているエアコン

 

古いエアコンはまずクリーニングを断られるか、保証なし故障覚悟でも構わないかどうかの

確認があると思ってください。

 

エアコンの外装はプラスチックがほとんどですが、

10年も経過すると劣化して少し触っただけで折れてしまったりと脆くなってきます。

 

また、コンセントを抜いたりブレーカーを落とした時点でもう復帰できなくなったりといったことも起こりやすくなってきます。

 

部品が壊れた場合は修理となりますが、10年経過したエアコンは部品が

もうメーカーに問い合わせても在庫がなく修理ができないといったこともあります。

 

修理対応ができないから保証対象外というのもありますし、

こういった古いエアコンの故障はクリーニングが原因なのか

経年劣化が原因なのかがはっきりさせづらいため揉めることが

多いので前もって保証対象外となります。

 

 

・電流値の回復による故障

 

クリーニングで内部の埃やカビが取り除かれて電気の流れる環境が

急激によくなったために機械的に不具合を起こすことがあります。

 

この故障も10年以上使用した古いエアコンでよく起こりますが、

それ以下のエアコンでも使用する環境や状態によって起こり得るものです。

 

これは機械的な故障であり、クリーニング自体は問題なく完了した結果ですので保証されません。

 

この2点が、保証の対象外になるものです。

 

とにかく、古いエアコンをどうしてもクリーニングして欲しい場合は

壊れても構わないという覚悟でお願いしないといけません。

 

 

・いつ故障したのかはっきりさせる

 

保証してもらえるのはクリーニング作業中の人的ミスでの

故障ですのでその辺りをはっきりさせておきましょう。

 

春先にクリーニングして盛夏に入ったのでスイッチを入れたら調子が悪い。

 

初めは問題なかったが1ヶ月たったら動かなくなった。

 

といった場合はクリーニングが原因かどうか最早はっきりしません。

 

一般的に保証の対象期限はクリーニングから3日以内となっています。

 

そのため、エアコンクリーニングの事前の状況確認と

事後の動作確認は業者さんと一緒に行うのが望ましいです。

 

実際の清掃作業以外の部分に時間をかけることになるため、

格安業者などはここを省略するところもありますが、

少なくとも動作確認は一緒にやってくれるところが安心です。

 

そして、できれば清掃作業には立ち会うのがいいでしょう。

 

作業時間の1〜2時間程度、エアコン周りは汚れないように養生して作業します。

 

ジッと監視する必要はありませんが、万が一に壁や床が汚れた場合その場にいたほうが話が早いです。

 

 

 

ハウスクリーニング中やエアコンクリーニング中に破損した場合の保障は他にも存在しています。見てみましょう。

 

 

清掃業者以外の保証も確認しておくとさらに安心です。

 

この場合はエアコンの製造メーカーと購入した家電量販店になります。

 

製造メーカーの場合、パーツによって保証期間が異なりますが、

修理用部品については10年、本体は1年としているところが多いです。

 

本体の故障は連動して他の部分も動かなくなることも多いですから1年の保証はちょっと短いと思います。

 

その場合は購入した家電量販店の保証を利用することも考えてください。

 

家電量販店の保証は通常はメーカー保証と同じですが、

特別料金や有料会員の特典として特別の保証延長サービスを受けることができます。

 

保証サービスは5年〜10年とありますのが10年もあればいざという時助かります。

 

 

 

今回はハウスクリーニング中やエアコンクリーニング中に破損が生じた場合の賠償について記載してみました。まとめに入りましょう。

 

 

今回の記事は、エアコンクリーニング中にもし破損が生じた場合、

業者は損害賠償を支払ってくれるのかどうかについて解説しました。

 

使用率が年々上がっているエアコンで、せっかくクリーニングを依頼したのに

肝心のクリーニングで破損が生じてはとても悲しい気分になりますよね。

 

しかし、プロといっても相手も人間です。

人為的未遂により、破損が生じる場合も出てくるでしょう。

 

そういった場合はすぐに依頼先の業者と連絡を取り合い、損害賠償について話し合いを始めてください。

泣き寝入りする事の無いように気を付けましょう!