遺品整理にかかる費用は、平均で30万という調査結果が出ています。
(令和2年総務省調べ)
ただ、費用は整理する家の間取りや家財量によって大きく異なってきます。
本記事では
遺品整理にかかる実際の諸費用、費用を抑えるコツや業者の選び方
についてご紹介します。
目次
・そもそも遺品整理って?
・遺品整理にかかる費用はどう決まる?
・遺品整理の費用を抑える方法はある?失敗しない業者の選び方は?
・まとめ
そもそも遺品整理って?形見分けとは違う?
遺品整理とは、故人の持ち物や住居を整理することです。
この中には家財の処分や住居の清掃も含まれます。
形見分けと違う点は、
形見分けは故人の持ち物を“譲り渡す”こと
遺品整理は“譲り渡す・処分する・清掃する”こと
という部分にあります。
遺品整理にかかる費用はどう決まる?
遺品整理にかかる費用は下記の要素に左右されます。
・処分品の量
量が多ければ多いほど費用は高くなります。
大きい家財がある場合は運び出すのが難しい分、値段が上がる場合があります。
・作業環境
広い部屋、家屋であればあるほど料金は高くなります。
作業する部屋が建物の何階にあるか、作業車両を停めるスペースがあるかなどでも料金は変わります。
・処分品の種類
処分品の種類が多くなると料金が高くなることがあります。
家財の処分方法が増えるほど回収した後の分別作業が増えるため、料金も高くなります。
・作業員の人数
作業員が増えるほど人件費が高くなります。
ただ作業員の数は業者によって違いますので、見積もりの際に確認するようにしましょう。
・作業日
平日よりも土日祝日の方が価格は高くなります。
また作業時間によっても価格に変化が出る場合があります。
・オプション
特殊清掃(故人の体液処理、汚染部分の除去、除菌)
遺品供養(お坊さんに供養を依頼する場合は別途費用がかかります)
害虫駆除
ハウスクリーニング
家屋の解体
例えば同じ広さの部屋であっても、家財の量やエレベーターの有無で料金は変わってきます。
また、孤独死された方のお部屋は特殊清掃が必要な場合が多いため、見積もりの際は合わせて問い合わせるとよいでしょう。
遺品整理と同時に供養も行う場合は、別途費用がかかります。
【参考リンク】
クリーニング業界の繁忙期っていつ頃?おすすめのタイミングを知ってお得に利用しよう!
お部屋の片づけ業者は何をしてくれるの?依頼方法や料金相場、メリットを解説します♪
遺品整理の費用を抑える方法3選
業者に依頼する際にできるだけ費用を抑えたい、という方も多いでしょう。
そこで今回は遺品整理の費用の費用を抑える方法を3つご紹介します。
・自分で処分する
自治体で処分する場合、ごみ袋の代金だけで不用品を減らせる場合もあります。
できる範囲で処分しておくと費用を抑えることができます。
・買取サービスを利用する
不用品買取業者、リサイクルショップでの買取サービスを利用するのもひとつの方法です。
事前に大きな家財を減らしておくだけで、業者に依頼する際の費用も抑えられます。
また貴重品を買い取ってもらう際はトラブルにならないよう、親族間で確認することも忘れずにしましょう。
・相見積もりをとる
複数の業者に見積もりを依頼することで、費用の比較が可能になります。
相場を把握することもできますし、業者によっては他社に提示された金額より低い金額を提示してくれることもあります。
サービス内容の種類も各社で違いがありますので、あわせて確認しておきましょう。
【関連リンク】
不用品回収の費用相場と安く抑えるコツを徹底調査!不用品別にどこが回収してくれるのかも解説します!
失敗しない業者の選び方は?
遺品整理を業者に依頼する場合に着目すべき点をまとめました。
業者選びの参考にしていただければ幸いです。
・活動している期間が長い
いつから活動しているか、今までどんな作業を依頼されたかなどホームページに掲載している業者も多いです。
長い期間にわたって活動している業者の方が信頼度が高いといえるでしょう。
掲載されている情報と依頼したい作業内容が一致しているかどうかも、ホームページから知ることができます。
また、遺品整理士という遺品整理のプロフェッショナルが在籍している業者もあります。
こういった情報も業者選びの参考にしましょう。
・一部自治体で作成している遺品整理業者のリストに入っている
一部自治体では、地域で活動している業者のリストを公開しています。
自治体で認められている業者ですので、優良業者である可能性は非常に高いです。
お住まいの自治体で作成されているリストがある場合はチェックしてみましょう。
・口コミが良い
実際に遺品整理を依頼した人の口コミをチェックしましょう。
業者のホームページからはわからない評判を知ることができます。
こういった点に着目し、価格の安さだけで業者を決めることが無いようにするのがベストです。
業者とのトラブルを避けるためにも、上記の項目をチェックしておくとよいでしょう。
【参考リンク】
遺品整理士とは?資格やサービス内容、需要増加の背景やメリット | みんなの遺品整理 (m-ihinseiri.jp)(外部リンク)
【トラブル注意!】ゴミ屋敷清掃業者の口コミは嘘が含まれている!?その実態を調査してきました♪
まとめ
今回は遺品整理にかかる費用について解説しました。
費用を抑えるコツや業者とのトラブルを避ける方法を知ることで、スムーズに遺品整理を行うことができます。
費用を抑えつつ、信頼できる遺品整理のプロに依頼するようにしましょう。
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