お知らせ

綺麗が続くセルフシンクコーティングのやり方とは?失敗しないコツと注意点を徹底解説! 2022.09.28

毎日料理をする人にとって、シンクの使用は欠かせません。

 

しかし、当然ながら日々使っているとどうしても水垢やカビ汚れが付着したり、

くすんで汚れて見えたりします。

 

そんな時におすすめなのがシンクコーティング!

 

シンクにコーティングを施すことで汚れにくくなるのはもちろん、

鏡面のようなツヤピカシンクに変えることができます!

 

 

今回は自分でできるシンクコーティングのやり方や失敗しないコツ、注意点などを解説していきます。

 

シンクのコーティング剤はネットや店頭で気軽に買えるので、

コーティングに興味がある方や高額で中々業者には依頼しずらくてできていないという方は

ぜひ参考にしてください!

 

今までの汚れが嘘のようにピカピカなシンクを取り戻せますよ♪

 

 

 

 

そもそも水回りコーティングとはどういうものでしょうか。失敗しない為にもコーティングの事をよく知っておきましょう。

 

 

シンクコーティングとは、使っているうちに小傷が入ったり

汚れてくすんだりしてしまったシンクを新品同様に蘇らせる施工のことです。

 

鏡面仕上げのようになるので、水を弾きやすくして油やカビ、

水垢などの汚れも付きにくくなるためキレイが長続きし、掃除がグンとラクになります。

 

今回はセルフで行うシンクコーティングの方法をご紹介しますが、

ハウスクリーニングなどの業者もコーティングを行っているので、

ライフスタイルに合わせてどちらかを選択しましょう。

 

 

 

 

水回りコーティングを失敗しない為にも、やり方をよく見ておきましょう。

 

ここからは、セルフで行うシンクコーティングの方法をご紹介します。

 

コーティングには、

 

・スプレータイプ(効果:1~3ヶ月)
・液体タイプ(効果:3年程度)

 

の2種類がありますが、今回は液体タイプのコーティング方法を解説していきます。

 

●コーティングに必要な道具

 

コーティングに必要な道具は以下の通りです。

 

・コーティング剤(種類が色々あるので自宅のシンクにあったコーティング剤を使用しましょう)

・クリーナー

・ゴム手袋

・クロス

・スポンジ

・中性洗剤(食器用洗剤で可)

・ビニール袋

 

なお、コーティング剤の中には中性洗剤やビニール袋以外が入っているものも存在するので、

沢山の道具を集めるのが難しい方はそちらも利用するようにしましょう。

 

●コーティングの手順

 

 

蛇口にビニール袋をかぶせ、換気する

 

コーティングを乾燥しているときに蛇口から水滴が落ちてしまうとムラの原因になってしまいます。

 

施工前に必ず蛇口にビニール袋をかぶせて対策しておきましょう。

 

ついでに『使用禁止』と張り紙をしておく事で、

家族が誤って蛇口をひねってしまうのも防ぐことができますよ。

 

コーティング施工中は薬剤のニオイがするので、換気扇を回して空気を清潔に保ちましょう。

 

 

シンクを掃除する

 

中性洗剤を使って、シンクに付いた油などの汚れを掃除していきましょう。

 

後に研磨剤が入ったクリーナーで掃除するので、水垢はそのままで大丈夫です。

 

 

水分を拭き取る

 

洗剤をていねいに洗い流したら水気を拭き取りましょう。

 

水気があるとこの次にクリーナーで磨く際にクリーナーが

薄まって効果が得られないことがあるので、しっかり水気を拭き取っておいてください。

 

 

クリーナーを塗布し、シンクを磨く

 

クリーナーをスポンジに取り、シンクを磨いていきます。

 

このときに、水垢をしっかり取り、シンクに輝きが出てきたらOKです。

 

クリーナーでシンクが見えないので、部分的に少しティッシュなどで拭いて確認すると良いでしょう。

 

 

クリーナーを落とす

 

中性洗剤を使ってクリーナーをキレイに洗い流しましょう。

 

実際にセルフ施工した方の中には、排水口が真っ黒になってしまったとの声もあったので、

気になる場合はティッシュなどで大まかにクレンザーを拭き取ってから中性洗剤で洗い流すと良いですよ!

 

 

水気を拭き取り、乾燥させる

 

先ほどの水気を拭き取るよりも、ていねいに水気を拭き取ってください。

 

ここで水気が残ったままコーティング剤を塗ってしまうと、コーティングが上手く乗らなかったり

ムラになったりする原因になるので、念入りに拭き取って乾燥させてくださいね。

 

 

シンクにコーティング剤を塗る

 

コーティング剤を布にたっぷり取り、奥から手前に向かって一定方向で塗っていきます。

 

重ね塗りしたり往復させたりして塗ってしまうと、ムラになってキレイに

仕上がらないので注意して塗っていきましょう!

 

 

しっかり乾かす

 

シンクにコーティング剤を塗り終わったら、乾燥させましょう。

 

最低でも夏は3時間、冬は6時間乾燥させて、その間シンクは使用しないようにしましょう。

 

基本的に24時間の乾燥が必要なので、できれば丸1日乾燥させてから使用すると良いですよ♪

 

 

 

 

水回りコーティングを失敗しないコツは以下の通りです。

 

 

シンクのセルフコーティングを行うとき、失敗したらどうしようと不安になりますよね。

 

失敗すると3年はその状態で使わなければならないので、ここからは失敗しないコツを5つご紹介します。

 

 

クリーナーを残さない

 

クリーナーが残ってしまうとその上からコーティングを塗っても上手く乗らず、

すぐに剥がれてムラになるので念入りにクリーナーを落としましょう。

 

また、クリーナーが残ったままコーティングするとカビの原因になってしまうので、

クリーナーが落ちたかよく確認してからコーティング作業に移りましょう。

 

 

コーティングは一定方向にムラなく塗る

 

やり方手順のところでも説明しましたが、コーティング剤を塗るときは一定方向が原則です。

 

重ね塗りや往復塗りをしてしまうと、コーティングが剥がれたりムラになったりするので、

奥から手前に向かって塗り広げてください。

 

量が少ないと、つい重ね塗りしてしまうので、布にたっぷりとコーティング剤を

染みこませて塗布するのがポイントです。

 

 

ドライヤーは使わず、自然乾燥させる

 

ドライヤーなどを使って乾燥させると、急な温度変化によりコーティングにムラができる可能性があります。

 

扇風機などでも、風が強いと同じくムラの原因になってしまいます。

 

どうしても時間がないときは、扇風機の弱、または微風に設定し、

シンクから遠く離してキッチンを換気する感覚で使うようにしましょう。

 

 

剥がれによる再コーティングの前に剥がし剤を使用する

 

コーティングが剥がれてくると、ムラになって汚くなってしまいます。

 

上から重ね塗りすると均一に塗れずムラになるので、再コーティングする際は、

前回のコーティングを剥がしてから行うようにしてくださいね。

 

同じメーカーの専用の剥がし剤があれば、ぜひそちらを使って落としましょう。

 

 

シンクコーティングに失敗したらプロにお任せを

 

もしコーティングに失敗してしまった場合や失敗したくないという場合はプロに依頼するのがおすすめです。

 

水回りに関する専門業者以外にも、ハウスクリーニング業者などがシンクコーティングを行っています。

 

他にも、シンクだけではなく洗面台や風呂場コーティングをしてくれる業者もありますよ!

 

セルフコーティングにあまり自信がないのであれば、はじめからプロに依頼するのもひとつの方法です。

 

 

 

 

セルフで水回りコーティングを行う際の注意点について見ていきましょう。失敗しない為にも必要です。

 

 

セルフでシンクコーティングを行う場合の注意点をまとめてみました。

 

シンクによってはセルフコーティングに向いていないものもあるので注意しましょう。

 

 

コーティングが効かない

コーティングが効いていない場合は、

 

・クリーナーが落とし切れていない
・乾燥が十分でなかった
・コーティングの被膜が薄すぎる

 

以上の原因が考えられます。

 

クリーナーが残っているとコーティングを弾いてしまいますし、

乾燥しないうちにコーティングすると乾いていない部分だけコーティングがされなかったり

水で流したときにコーティング剤まで流れてしまいます。

 

コーティングの被膜が薄すぎても、十分な撥水効果・防汚効果が得られないので、

布にたっぷり取って塗り広げていくようにしましょう。

 

 

コーティング後もシンク掃除は必要

 

コーティングしてから数日で撥水効果を感じなくなるかもしれませんが、

コーティングしたからといって掃除が不要になったわけではありません。

 

コーティングはあくまでも元のシンク素材を守るためのものなので、

コーティングしても上には汚れが付いてしまいます。

 

使ったあとは水気を拭き取る、週に1度は中性洗剤とやわらかいスポンジを使って掃除する、

というようにメンテナンスをすれば、長くキレイな状態を保つことができますよ!

 

 

強い洗剤、傷つけるスポンジは使わない

 

コーティングを剥がす恐れのある、塩素系漂白剤・酸素系漂白剤

たわしなどを使用すると、効果が早く切れてしまいます。

 

そもそもコーティング剤は強い洗剤を使わなくても良いように、

掃除する手間が省けるように作られた製品なので上記のような洗剤や掃除アイテムは必要ないんですね!

 

とはいえ、水筒の消毒や茶渋落とし、ふきんなどの消毒で漂白剤を使うことも多いでしょう。

 

漂白剤を使うときは、なるべくシンクに薬剤がかからないよう排水口に向けて流すようにして、

コーティングが傷まないようにしましょう!

 

 

新築のシンクはコーティング不要

 

新築の場合、コーティングは必要なのか気になりますよね!

 

汚れ防止にもなりそうなので、新品の状態を長く保つためにもコーティングした方が良さそうに思います。

 

しかし、新品のシンクはすでにコーティングがされていることが多いので、塗る必要はありません。

(取扱説明書やメーカーに確認はしてくださいね。)

 

コーティングされている上にコーティングしても、上手く乗らずに剥がれてきたり、

ムラになって汚くなってしまうので注意しましょう。

 

 

車のコーティング剤は使わない

 

車のコーティング剤をシンクのコーティングに使えないの?と思う方もいますが、

配合成分が異なる(または不明)ため、併用しないのが無難です。

 

 

シンクにつや消し・エンボス加工などある場合はコーティングしない

 

つや消しだけでなくエンボス加工などがしてある場合、

セルフコーティングはおすすめできません。

 

セルフコーティングに使用するコーティング剤は、仕上がりが鏡面仕上げになってしまうのと、

そもそもクリーナーを使う時点でせっかくのつや消し加工も消してしまいます。

 

元のシンクの状態から変わってしまうので、つや消しなどの加工が取れて

鏡面仕上げになっても良いか、作業前に十分考慮しましょう。

 

 

 

 

水回りコーティングを失敗しない為のコツや注意点についてのまとめです。

 

 

シンクコーティングは、意外にも自分でできるということが分かりましたね!

 

ただ、完全乾燥が丸1日かかってしまうので、炊事を行わないような日に行うのがおすすめです。

 

セルフでシンクコーティングするときは、いくつかの注意ポイントや

コツを守って行うと効果が長く持続します。

 

コーティングしてしまうと、失敗しても剥がすのが大変です。

 

コーティングができるかどうか、作業前にしっかり確認し、自己責任で行いましょう!

 

自分でできるか不安な場合は、ハウスクリーニングなどのプロの業者に依頼して施工してもらってくださいね。