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【放置したらカビだらけ!?】自分でできるエアコンファンの掃除方法をご紹介します! 2022.07.20

みなさん、エアコンのファンは掃除していますか?

真夏の蒸し暑い季節にはエアコンが欠かせないというご家庭も多いかと思います。

ファンはエアコンの奥にあるパーツなので、

あまり掃除をしたことがないという方も中にはいるかと思います。

しかし、掃除をしないで放置しておくとエアコンの

ファンに付着しているカビがどんどん繁殖して

最悪の場合人体にも影響が出てきます。

そこで今回は、自分でできるエアコンのファンの掃除の仕方を記載してみました!

是非実践してみてください!

 

 

 

 

では最初に、エアコンのファンを掃除しないとどうなるか見ていきましょう。これを見ると、自分で掃除したくなるかもしれませんね。

 

 

まず、エアコンのファンは吹き出し口の奥にある筒状の部品のことです。

ファンが回転することでエアコン内部の風が送り込まれます。

エアコンから出る風は必ずファンを通るので、

ファンが汚れた状態だとそのまま汚れた風が送り出されてしまいます。

汚れた空気は健康に悪影響を及ぼすため、

特に小さいお子さんやご年配の方がいる家庭では注意が必要です。

また、エアコンのファンが汚れていることでエアコンの運転効率が下がり、

電気代が高くなったり、ホコリがたまって故障に繋がる可能性もあります。

 

ファンはエアコンの奥側にあるため、こまめに掃除することは難しいですが、

エアコンから出る風がカビ臭かったり、風力が弱いと感じたら、

それはファンの掃除の合図かもしれません!

 

 

 

では次に、自分でエアコンのファンを掃除する時の注意点を見ていきましょう。

 

 

エアコンのファンを掃除するにあたって、下記の事に注意しましょう。

・洗剤に直接触れない

エアコンのファンを掃除する時は

「洗剤に直接触れない」ことを意識しましょう!

洗剤には刺激が強い成分が含まれているため、

素手で触れてしまうと「かゆみ」や「かぶれ」を

引き起こす可能性があります。

スプレータイプの洗剤を使う場合は基本的に

直接触れる心配はありませんが、

掃除をする際は必ずゴム手袋をして作業しましょう。

・軽率に分解はしない

エアコンファンの掃除方法を調べると、

「分解する」という情報が多いですが素人の場合、

軽率に分解する事はおすすめできません。

たしかにエアコンの内部を徹底的に掃除するなら、

分解して磨いた方がきれいになります。

しかし、知識がない状態で分解すると元に

戻せなくなる可能性があるので、注意が必要です。

もし、分解してエアコンを完璧にきれいにしたいのであれば、

専門の業者に依頼するのがおすすめです。

 

 

 

 

では次に、エアコンのファンを自分で掃除する前の準備を見ていきましょう。

 

次にファンの掃除方法をご紹介します。

掃除を始める前に、まずは掃除の準備を始めていきます。

・コンセントを抜く

エアコンは大きな電力を使うので、

必ずコンセントを抜いておきましょう。

コンセントを抜いておかないと感電の

恐れがあるので注意しましょう。

・エアコン周辺の養生をする

エアコン掃除の準備で大切なのは、エアコン周辺の養生です。

まず、吹き出し口の養生をしましょう。

洗剤を噴射することで、

汚れを含んだ水が滴り落ちてきます。

きちんと養生しないと汚れが床に飛び散るので、注意しましょう。

それではエアコン周辺の養生の手順を見てみましょう。

●用意するもの

・45Lゴミ袋1枚

・ハサミ

・ガムテープ

手順

①ゴミ袋を切る

ゴミ袋の左右どちらかをハサミで切ります。

②切った部分を左右に広げる

ハサミで切った部分を左右に広げ、

袋の口部分を広げましょう。

③ガムテープでクーラーに固定する

エアコンの下側に先ほどのゴミ袋を固定しましょう

・水が漏れないようにエアコンとゴミ袋をきっちりと固定しましょう。

・万が一水や洗剤が床に落ちてしまったときのために、床にビニールシートやタオルを敷くのがおすすめです!

 

 

 

 

では準備するものが分かったところで、実際に自分でエアコンファンの掃除をしてみましょう。

 

準備が終わったところで、次は実際にファンの掃除を始めましょう!

●用意するもの

・ファン掃除用スプレー

・ゴム手袋

・霧吹き

・掃除機

・歯ブラシ

手順

①ホコリを掃除機で吸い取ります

ある程度のホコリは先に掃除機で吸い取ります。

ホコリを取っておくことで、ファンに

付いている汚れを確認しやすくなります。

②ルーバーを取り外し、ファンにスプレーする

ルーバー(吹き出し口)を取り外し、

スプレーのノズルを差し込みファンにまんべんなくスプレーします。

③ファンを回転させる

送風口に手を入れて、ファンをゆっくり回していきます。

そうすることで、スプレーした時に届かなかった

裏側にも薬剤を密着させることができます。

5〜6回ほど回転させれば十分に薬剤が絡まります。

④20〜30分放置する

回転させたら、そのまま20〜30分放置します。

待っている間にも、時々ファンを回転させると

より汚れが落ちやすくなります。

⑤ブラシを使って汚れを落とす

汚れが浮かんできたのを確認したら、

ブラシでこすって汚れを落としていきましょう。

私は歯ブラシを使いましたが、100均などで売っている

掃除用のブラシを使うのもおすすめです。

強くこすりすぎるとエアコンが傷ついてしまうので、

優しくこするように気をつけましょう。

⑥洗剤を流す

ブラシでこすり終わったら、洗剤を流していきます。

洗剤が全部流れたらタオルで軽く水気を拭き取ります。

もし汚れが残っている場合は、再度ブラシを使ってこすりましょう。

⑦乾燥させる

掃除が終わったら、エアコンを乾燥させましょう。

エアコンを洗浄したまま放置してしまうと残った

水滴などからすぐカビが生えてしまうので、

必ず乾燥させるようにしましょう。

送風運転で1時間ほど回すと十分に乾燥させることができます!

 

 

 

 

エアコンファンの掃除を自分でするのがこまめで少し面倒だと思う方は普段からカビの予防をしっかりしましょう。予防をするのとしないのでは雲泥の差があります。

 

エアコンファンの掃除方法をご紹介しましたが、こまめに行うのは少し大変ですよね…。

そこで、次は普段から実践できるファンのカビ予防法をご紹介します。

・冷房使用後は送風運転をする

エアコンの冷房機能を使うと、

エアコンの内部の湿度が高くなります。

カビは湿度が高いところを好むので、

そのまま放置すると大量のカビが発生する可能性があります。

使い終わったあとは送風運転を1時間ほどすることで、

湿度を下げてカビを防ぐことができます。

・室内の湿度を下げる

室内の湿度が高いと、その空気を吸い込むエアコン内部の湿度も高くなります。

室内の湿度はできるだけ下げるように心がけましょう。

湿度を下げる方法は、次のようなものがあります。

・空気清浄機を回す

・窓を開けた状態で扇風機を回す

・除湿機を使う

・料理中は換気扇を回す

これらを実践して室内を除湿し、エアコンにカビが生えるのを防ぎましょう!

 

 

 

最後に、自分でできるエアコンファンの掃除のまとめです。普段からカビ・ウイルス予防を心がけることで、面倒な掃除を半減する事ができるので、ぜひ実践してみましょう。

 

今回はエアコンファンの掃除方法をご紹介しました。

ファンはエアコンの奥にあり、掃除をするのも一苦労です。

一人で掃除するのが困難な方はぜひ、エアコンの掃除業者に依頼する事を検討してみてください。

費用は自分で掃除するよりも高額にはなってしまいますが、その分満足できる仕上がりになるでしょう。

最初にも記載した通り、エアコンのカビは放置していると人体に影響を及ぼします。

最悪の事態になる前に今一度、ご自宅のエアコン事情について調べてみてはいかがでしょうか?