一年中活躍することができるエアコンですが、最近のエアコンは
「自動掃除、空気清浄、換気機能、アプリで操作」など多様な機能が搭載されているものもあります。
その中でも最近特にポピュラーな搭載機能は「お掃除機能」！
この記事をご覧になっている方の中でもお掃除機能付きのエアコンを
購入された方が多いのではないでしょうか？
よく使用するエアコンはどうしても汚れが蓄積されていきます。
ホコリやカビが中で繁殖してしまい、空気が悪くなったときはすごく気になりますよね。
そういった時にエアコンクリーニングを業者に依頼しようとすると、
お掃除機能付きエアコンだけ少し高いなぁ…なんて印象になったことはありませんか？
今回の記事では「お掃除機能付きエアコンはどうして高いのか？
セルフでエアコンクリーニングは可能なのか？」この2点を中心に紹介していきます。
家庭用エアコンのクリーニング料金は2つに分かれています。
1つはお掃除機能なしのエアコン。
こちらのクリーニング料金の相場は大体「1万円～1万4000円」前後になります。
まとめてクリーニングを依頼する場合は割引になる事が多いです。
もう1つはお掃除機能付きのエアコン。
こちらの相場は大体「1万8000円～2万4000円」前後になります。
機能なしのエアコンと比べると少し割高になってしまいますね。
しかし、機能なしのエアコンと同じくまとめてクリーニングをすることで
割引価格でクリーニングしてくれる業者も多いので、うまく使い分けをしましょう。
※なお、こちらの金額はあくまで相場となっています。
オプションを追加したりするとこれよりも高額になる可能性がある事をご了承ください。
お掃除機能の有無でなぜこんなに料金に差が出るのか？と疑問に思いますよね。
その理由はいたって単純で、クリーニングに手間と時間がかかるからなんです。
エアコンは基本的に分解してクリーニングします。
お掃除機能が追加されたことによってその分解の手間が増え、難易度も跳ね上がります。
メーカーや機種、年式によって分解工程が全く違うこともあり、故障のリスクも高まります。
その為、通常の料金では割に合わなくなることから、必然的に料金も高額なものになるということですね。
また、業者によって技術力やどこまで分解するのかも違いが出てきます。
その為、もしも業者に依頼をする場合は事前に故障してしまった際
どうすれば良いかを確認しておく事が大切です。
結論から言うと、お掃除機能付きのエアコンをセルフでクリーニングする事は困難です。
上記でも少し触れましたが、エアコンは本来分解し内部まで掃除するものです。
そのため、分解の知識や経験が無いとまず間違いなく壊れます。
お掃除機能なしのエアコンならセルフでもクリーニング可能ですが、
それでも内部までクリーニングしたいとなるとやはり業者に依頼した方が良いでしょう。
再度言いますが、エアコンクリーニングは分解作業を伴うため、
どれだけ慎重にしても故障のリスクは必ずあります。
また、クリーニング業者を選ぶ際は安さだけで選ぶのではなく技術力に問題はないか、
故障した場合は対応してもらえるのか等、クリーニング前後のことも考えて判断しましょう。
料金だけで選んでしまうと分解せずに洗浄し、表面上は綺麗だけど内部の汚れが取れていなかったり、
本来要らないオプションを言葉巧みにその気にさせて追加させ高額の料金を請求したり、
故障に繋がるトラブルを起こしてしまう可能性も十分に考えられます。
それ以前にご自宅のエアコンがクリーニングが必要なのかしっかり状態を把握しておく事が大切です。
使用条件にもよりますが、エアコンクリーニングは毎年やる必要はありません。
クリーニングの目安として、目視でホコリやカビが確認できる、
臭いがするなどの異常が現れてからで問題ないでしょう。
10年以上使用しているエアコンは劣化も進んでいる為、特に注意が必要です。
そういった場合は故障のリスクを踏まえると、
思い切って買い換えた方がかえって少額ですむこともあります。
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自分でお掃除機能付きのエアコンクリーニングは難しいですが、
お掃除機能がないものは可能かもというのが今回の結論です。
十年以内のエアコンでホコリやカビが確認でき、
臭いが気になる場合はクリーニングは効果的というよりもクリーニングをした方が快適に過ごせます。
お掃除機能ありの場合は業者により技術力が異なるのでその点も踏まえて業者選びましょう。
毎年クリーニングをする必要は基本的にはありません。
使用環境やエアコンの状態で判断しましょう。
10年以上の場合はクリーニングではなく買い替えを検討する方が無難です。
クリーニング後製品の寿命で故障し修理ができず、クリーニング費用が勿体なかったなんて事はよくあります。
長期的に考えて買い替えをした方が最終的には良い判断をした、と思える日がやってきますよ。