ハウスクリーニングの頻度はどの位?場所によって変わるの?徹底調査!
ハウスクリーニングで定期清掃する目安のサイクルについて
ハウスクリーニングを依頼するとき、定期清掃するのが良い場所とサイクルは多少の差があれど、
おおむね以下のとおりです。
個人の手で行う清掃頻度も併せてご覧ください。
箇所 | 自分で掃除する頻度 | ハウスクリーニングのサイクル(1年あたり) |
---|---|---|
バスルーム | 使用後すぐ/汚れやニオイが気になったら | 1回 |
トイレ | 週に1度 | 1回 |
洗面台 | 週に1度 | 汚れやニオイが気になったら |
キッチン | 使用後すぐ(コンロは2~3日に1度) | 汚れやニオイが気になったら |
エアコン | 週に1回(フィルターのホコリを取る) | 汚れやニオイが気にになったら |
どうでしょうか?
自分で行う掃除の好ましい頻度が意外と高いと感じた方もいるかと思います。
中には、このくらいの頻度でいつも掃除しているという方がいるかもしれませんね。
どちらであっても、家(部屋)が汚れていると、カビやダニによって健康を害する恐れがあります。
下記では、それぞれの掃除場所ごとに詳しく掃除頻度を紹介していきます。
●バスルームの掃除頻度
バスルームを清潔な状態に保つためには、下記のことを行う必要があります。
- 使用後すぐに浴槽を洗剤で洗う
- 壁やガラスに付いた水滴をタオル等で拭きとる
ですが、忙しい方でなくても、すべての水滴を拭きとることは難しい方もいらっしゃると思います。
つい掃除がおろそかになると、カビやガラスのウロコ(水垢)が気になる事もあると思います。
また、汚れだけでなく排水口のニオイも気になりますね。
こうした汚れやにおいが気になったタイミングが、ハウスクリーニングを依頼するタイミングです。
また、目に見えて汚れていない場合でも、年に一度、汚れをリセットする意味でハウスクリーニングを依頼するのがおすすめです。
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●トイレの清掃頻度
トイレは、汚れが気になったらすぐに掃除をしましょう。
丁寧に扱っていても、週に1度はトイレ専用洗剤や清掃用具を使って、便器や床の掃除をした方が良いでしょう。
一見、汚れていなくても、便器のふちに尿石や黒ズミがある場合もあります。
汚れが少しでも残っていると、独特のニオイも漂い便器本体と床の間が黄ばみはじめ、最終的には自分の手に負えなくなることもあるはずです。
置き型の洗剤や、タブレット洗剤で日ごろからトイレを保ったうえで、どうしても取れない汚れは業者に依頼する事をお勧めします。
●洗面台の清掃頻度
洗面台も、週に1度の清掃が大切です。
汚れが気になったらすぐに拭きとったり、クレンザー(研磨材の入った洗剤の一種)で洗面ボウル部を磨いたりしてください。
水垢(ウロコ)の範囲が広くなったり、ヘアピンのさびがついたりと、自分の手に負えない汚れが目立つようになったら、ハウスクリーニングを依頼するタイミングです。
●キッチンの清掃頻度
キッチンの中でも、特に汚れが早く目立ち始めるシンクや調理台部分は、「使ったらすぐに拭き上げる」ことが大切です。
すぐにふき取ることで、白っぽく残る水垢を防止することが可能になります。
特にシンクのふち部分や三角コーナーは、水垢やカビが発生しやすい場所です。
水気がたまりないように、常に掃除を心掛けておきましょう。
コンロは、2~3日に1度、食器用洗剤を含ませたスポンジでこすり洗いしたあと、濡れ布巾で拭き上げましょう。
コンロ回りのタイルなどの壁も同様に掃除しておくと、常に快適な状態で料理することが可能かと思います。
キッチンは特に衛生面で気にしたい場所ですよね。
汚れやニオイが気になり、自分の手に負えなくなったら、ハウスクリーニングをお願いする良いタイミングだと思います。
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ハウスクリーニングに依頼したとき、水回りはどこまでしてもらえるのか?
●エアコンの清掃頻度
エアコンは、フィルター部分だけでも1週間に1度清掃するのが好ましいです。
使用期間中は、室内機の中に部屋のホコリが入っていき、ときにカビも発生する場合もあります。
ホコリを取り除けば、エアコンの稼働効率もよくなりますし、フィルターを取り外すことでカビが発生していないか確認しやすくなるかと思います。
エアコンをハウスクリーニング業者に清掃してもらう頻度は、年に1度で良いでしょう。
使用シーズンが終わったころに、汚れを綺麗に掃除するのがベストです。
エアコンは、自分だけではどうしても汚れを落とすのが大変です。
エアコンは、他の場所よりも優先的に業者に依頼するのが良いでしょう。
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汚れの種類によってクリーニングの仕方や頻度が違う
汚れが気になる場所は多く存在すると思いますが、場所ごとに汚れの種類は違ってきます。
ただ手あたり次第に磨けば良い、というものではありません。
汚れに適した掃除の方法や定期清掃の頻度は違うのです。
- 水回り
- 換気扇/レンジフード
- 窓やサッシ
この3つの場所の清掃法や定期清掃の頻度について下記に記載してみました。
併せてお読みください。
●水回りの清掃方法と掃除頻度
水回りの汚れは、大きく下記の3つが原因です。
- ●水垢
- ●油
- ●石鹸カス
特に水垢は水道水の中のミネラル分の結晶で、知らず知らずのうちに蓄積していくものです。
シンクや鏡など、水垢が付きやすい部分は特に「使ったらすぐに水滴を拭く」という行為を心がけておきましょう。
しかし、水回りの汚れは水垢だけでなく、油分、石鹸カスなども含んでいる時があります。
この点でも、汚れが溜まらないうちに清掃しておく必要があります。
汚れを目的に、カビが繁殖してしまう可能性も否定できません。
少なくとも週に1度はクレンザーや重曹で念入りに磨いておくと良いでしょう。
可能なら年に1度、ハウスクリーニング業者に徹底的な清掃を依頼するとよいでしょう。
●換気扇・レンジフードの清掃方法と掃除頻度
換気扇やレンジフードは、「油」と「ホコリ」で汚れます。
調理で出た油煙と、空気中に漂うホコリを同時に吸い込む換気扇やレンジフードの汚れは頑固でなかなか落ちません。
また、高いところにあったり、部品が重かったりする場合があるので掃除しづらく、どんどん汚れが溜まってしまう場所になっています。
プロペラタイプの換気扇なら羽根にホコリがついているのが見えた時やレンジフードタイプならフィルター部分の油汚れが目に見え始めたら、油汚れ専用の洗剤で掃除をします。
専門家の手で隅々まできれいにしたいときは、年に1度、ハウスクリーニング業者に依頼してみるのも良いでしょう。
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●窓やサッシの清掃方法と掃除頻度
窓やサッシの汚れの原因は、外側は砂埃、内側はホコリやカビが多いようです。
特に健康面で気になるのは、カビですね。
パッキン部分(接続部分の隙間を埋める材料のこと)のカビは頑固なので、繁殖してしまう前にこまめに掃除する必要があります。
窓やサッシ(窓枠部分)は、まず湿らせた雑巾で拭いてください。
窓ガラスの四隅は歯ブラシや、割りばしに巻き付けた雑巾で丁寧にホコリを取り除きます。
サッシの溝は、掃除機のブラシアタッチメントでゴミを吸い取ったあと、歯ブラシで丁寧に汚れをかき出しましょう。
ハウスクリーニング業者によっては、窓用フィルム施工や、窓ガラスの研磨をサービス項目に入れています。
どうしても個人の手で行えない清掃やケアがあれば、ハウスクリーニング業者に依頼することも検討してみてはいかがでしょうか。
ハウスクリーニングをいつ依頼するかは、個人個人の家の環境や状態により異なります。
その理由は、下記の3点が挙げられます。
●こまめに掃除ができるかどうか
●エアコンの使用頻度の違い
●「きれい」の感じ方
では、それぞれのポイントから、ハウスクリーニングの頻度についてみてみましょう。
こまめに掃除ができるかどうか
自分でこまめに掃除ができる状況にあれば、ハウスクリーニングを利用する頻度は減るかと思います。
一方、「どうしても掃除の時間が取れない」という方の場合は家の汚れがたまっていくのも早く、掃除の手間もかかやすいと思います。
そのような場合は、ハウスクリーニングに依頼して快適な空気や綺麗な空間を維持することも検討してみてはいかがでしょうか?
エアコンの使用頻度の違い
もしも犬や猫などのペットを飼っている場合、部屋に誰もいなくてもエアコンを使っていることもあると思います。
また、ご家族に暑がりや寒がりな方がいらっしゃれば、エアコンの設定温度を低くしたり、エアコンの風量を大に設定していたりするかと思います。
エアコンは、使用頻度や使い方によって、室内機・室外機の汚れ方が変わってきます。
フィルター掃除を定期的に行いながら、室内機内部の状態をチェックしてみてください。
ホコリがフィルターをすり抜け、室内機内部にまで侵入しているときや、カビを発見したときは、エアコンクリーニングを依頼しましょう。
「きれい」の感じ方が異なる場合
人によって、家が「きれい」と感じるレベルは異なります。
生活に困らない程度の汚れなら綺麗だと感じる方もいれば、シンクや窓枠に水垢やホコリが溜まっていると汚いと感じる方もいますよね。
「きれい」と感じる差が、ハウスクリーニングを依頼する頻度に影響を与えます。
もちろん、アレルギーなどで定期清掃を欠かせない方は常に清潔を保っているかと思います。
しかし、見た目の「きれい」は人によって違うので、この程度で掃除すればよいと断言することはできません。
一律に「どの位に1度はハウスクリーニングを」といえないのは、感覚によるものも大きいのです。
ハウスクリーニング業者への依頼は、皆さんが「きれいではない」と感じた時にするのがベストでしょう。
年に一度の大掃除としてまとめて依頼するのもよい
日頃はなんとか自分で掃除はしている方でも、やっぱり年に一度はしっかり掃除をしたいという方も多いでしょう。
プロの手を借りて、汚れやすい場所を徹底的にきれいにすれば、その後の掃除も多少ラクになります。
では、上手に「大掃除」をしたいとき、どのように業者に依頼をすればよいのでしょう。
- 年末に囚われず閑散期に依頼する
- パック料金のある会社に依頼する
- 日頃の汚れをためていなければ、時間制で安くできることも
この上記3点を検討すれば、有利に依頼ができるはずです。
年末に囚われず閑散期にハウスクリーニングを依頼する
大掃除は、年末にするものではあります。
しかし、ハウスクリーニング業者に依頼する場合は、閑散期とされる年明けから2月、9~11月頃も検討してみて下さい。
業者側も余裕がありますので、希望する日時にお願いすることができることもあります。
また、ハウスクリーニング業者によっては、少し安くしてくれるかもしれません。
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ハウスクリーニングをパック料金のある会社に依頼する
人によって掃除の頻度が変わるように、ついつい汚れをためてしまう場所も変わってくると思います。
そういった特定の場所を含む「パック料金」を設定しているハウスクリーニング業者も中には存在しています。
ハウスクリーニング業者のパック内容を比較して、「きれいにしてほしい」と思う場所がうまく組み合わされている業者に依頼しましょう。
一度の掃除でまとめてきれいにしてもらえますので、何度も時間を割く必要はありません
日頃の汚れをためていなければ時間制で安くクリーニングできる
ハウスクリーニング業者の中には、場所を定めず、「3時間でこの値段」などのように時間制パックを設定しているところもあります。
「どちらかというと、日頃の掃除は頑張っているほう」と思われる方は、時間制パックを依頼するのもよいでしょう。
柔軟に対応してもらえますし、時間がはっきりしていますので、予定を立てやすいというメリットもあります。
ただし、極端に時間が短かったり電話での対応や見積り時の対応が悪い場合は悪徳業者の可能性もあるので、十分に注意しましょう。
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ハウスクリーニングを依頼する頻度は、「汚れ方次第」、「きれいかどうかの感覚次第」という面で変わってきます。
ですが、一番気にしたいのは、「健康保持」と「体調管理」です。
置かれている状況により、ハウスクリーニングを依頼したくなる頻度も変動するでしょう。
大事なのは、汚れをためないことですが、毎日どの場所もピカピカにしておくことはなかなか難しいものですよね。
健康面でも、時間やこころの面でも常に快適かつ健康でいたいですよね。
その為にも、適度にプロの手を借りて汚れのリセットをする事は大事だということを認知しておきましょう
★日中のハウスクリーニングも承っております★