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【注意!】賃貸のフローリング床を「傷だらけ」にしてしまった時の対処法!退去時はどうなる?調べました♪ 2022.07.27

 

賃貸のフローリング床を「傷だらけ」にしてしまった場合

退去時にどう対応されるか心配になりますよね。

 

引っ越しのときや家具の移動の時にうっかりフローリングに傷を残してしまう事はあると思います。

ペットを飼っていたり、小さなお子様のいるご家庭だと特に多いでしょう。

 

フローリングに大きな傷をつけてしまった場合、

退去時にはお金の請求されたり、フローリングの修正をしなきゃいけないのか気になる…。

そんな悩みを今回の記事で解決したいと思います。

 

早速見ていきましょう!

 

 

 

では最初に、賃貸物件のフローリングに傷が付いてしまった場合、退去時はどうなるのか見ていきましょう。

 

賃貸物件のフローリングに傷が付いてしまった場合どうなるのか、

退去時は高額な料金を請求されてしまうのか気が気ではないかと思います。

 

結論から先にいうと、どうするのかは家主・管理会社の判断になります。

 

日常の範囲内で付いてしまった傷(例;家具の移動時、掃除の際に付く傷)

や劣化による防ぎようのないヒビ等は例外的に退去時に料金を請求される事はありません。

 

しかし、フローリングが傷だらけになっているというのは日常範囲

で付く傷の範ちゅうではないので、その場合は「原状回復義務」というのが発生するので、

借主負担になってしまいます。

 

なので、傷だらけになってしまった時は素直に家主又は管理会社の判断に従いましょう。

 

 

・敷金から引かれるケース

 

フローリング床を傷だらけにした場合、

通常は入居時に支払った敷金から引かれることになります。

 

敷金は本来、賃貸物件を退去する時に大家さんから返金

して貰えるお金になるのですが、原状回復にかかる費用が発生した場合は、

敷金から補填したうえで残ったお金を返して貰えることになります。

 

例えば、入居時に10万円の敷金を支払った人で、

大家さんがフローリング床のリフォーム会社に見積もりを

出して7万円必要と分かった場合は、3万円が返ってくるのです。

 

・敷金より多く請求されるケース

 

先ほどお話しした例を使うと、入居時10万円

の敷金を支払ったのに退去時のフローリング床のリフォーム費用が

15万円かかると判明し、大家さんから不足分の5万円を請求された場合のケースです。

 

「敷金の中でリフォーム代が納まるようにうまく調整しておいてほしい」

とおっしゃる方も多々いますが、支払う義務があります。

 

また、入居時に不動産仲介の営業マンに、初期費用を抑えるための

営業トークに乗って敷金を0円にして貰った方は、

退去時に原状回復費用を請求されてしまう可能性があります。

良い話には裏があるという言葉があるように、0円でも大丈夫なんていう

仲介者の言葉にはこういうケースが存在するという事を覚えておいてください

 

【悪徳不動産】過大請求されるケース

 

一番、注意が必要なのが賃貸物件を

退去する時に過大請求をする悪徳不動産業者です。

 

ここで、不動産屋の裏話になりますが

不動産を管理している管理会社・不動産会社は、

大家さんから管理料を月数千円受け取っています。

 

管理料といっても上記の通り月々数千円の金額なので、

1年で数えると数万程度の金額にしかなりません。

 

しかし、退去時に現状回復費用をあなたに

10万円分過大に請求してしまえば約3年分の売上を上げることができるのです。

 

こういった考えをしている不動産屋さんは残念ながら多いため、

実際は5万円くらいで済む現状回復にかかる

リフォーム費用を15万円に改ざんして請求してくる悪徳不動産屋さんがいるのは事実です。

 

過大請求の予防策としては、自分でも簡単な見積もりをとっておくことしかありません。

 

また、明らかに現状回復を超える範囲のリフォーム費を

請求されるかどうかについては、リフォーム会社の請求書を提示するように言いましょう

 

 

 

もし、賃貸物件のフローリングを傷だらけにしてしまった時どう対処すれば退去時に多額の料金を払わずにいられるか、見ていきましょう。

 

もし、賃貸中のお部屋のフローリングを傷だらけにしてしまったのであれば、

できる限りの範囲では自身で綺麗にしましょう。

 

最近は市販のフローリング補修材もプロのように

綺麗に仕上がる事が多いので、試してみる価値はあります。

 

・傷かくしマーカーで綺麗にする

 

猫や犬のひっかき傷のような細かい傷の場合は、

表面の色が少し剥げているだけですので傷隠し用のマーカーで表面を塗るだけで

大きく印象が変わってきます。

 

そして、こちらの商品だとクレヨンとマーカーのセットになっているため、

少し深みのある傷であればクレヨンが間に詰まって凹凸も分かりにくくなります。

 

もし、こちらのクレヨンでも傷の凹凸が気になる場合は、

傷隠し用のパテを詰めたうえでマーカーで色塗りをした方が良いです。

 

 

・イージーリペアキットで補修する

 

万が一、傷隠しマーカーを使用しても、

一目で分かる程の凹凸がフローリングにできてしまっているのであれば、

イージーリペアキットがおすすめです。

 

手間は多少かかりますが、

大抵の傷はイージーリペアキットによって補修すことができます。

 

・ワックスで輝かせる

 

フローリング用のワックスをかけると、

小さな傷は目立たなくなり、場合によっては新品のように見違えるようになります。

 

先ほどご紹介した「傷隠しマーカー」や

「イージーリペアキット」を使用した後に、ワックスがけをしても良いでしょう。

 

ただ、フローリング用のワックスはしっぱいするとムラが出てしまいますので、

薄くムラないように3回程重ね塗りするように意識してやってみてください。

 

 

 

賃貸物件で傷だらけにしてしまい修復不可能な場合は正直に不動産屋に相談しましょう。そのうえで、退去時にどうするかを決めましょう。

 

 

あまりにもひどい傷を賃貸中のお部屋のフローリングにつけてしまった場合は、

正直に不動産屋さんに相談してみましょう。

 

電話やメール等で事前に不動産屋さんに相談した段階で、

多額の請求をしてきそうであれば、自身でリフォーム会社に見積もりをとってください。

 

そこのリフォーム会社に依頼する・しないは別としても、

費用の目安を知っていることで多額の請求をされそうになった時に

自分の身を守ることができます。

 

それでも言いくるめられている様でおかしいなと思った場合は、

国土交通省が「現状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を出しておりますので、

そちらをご参照のうえ消費者生活センターや宅建協会にご相談してみるのも一つの手でしょう。

 

新しいお部屋での楽しい生活を送れるように、退去時のトラブルに見舞われないように気を付けましょう!