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エアコンクリーニング後の動作確認等で故障に気付いたらどうする?保証条件やトラブルをまとめました! 2022.07.28

エアコンのクリーニングは、専門の業者にお願いすることがほとんどなのではないでしょうか。

素人が持っていない道具や技術を使って隅々まできれいにしてくれるのですから、

お願いする価値は十分にあると言えます。

 

しかし人の手によっておこなわれるものである以上、どうしてもトラブルはついて回ります。

クリーニングが原因で故障が起きたらどうすれば良いのか? 

どのような保証を受けることができるのか?

 

この記事では、エアコンのクリーニングサービスによって

故障などのトラブルが発生した場合にどうすれば良いのか、その対策や保証、

そして少しでもトラブルを回避する可能性を高める方法などについて解説していきます。

 

 

 

エアコンクリーニングのよくあるトラブルはクリーニング終了後の動作確認を行った際に発覚するものもあります。どんなトラブルが多いのか、見ていきましょう。

 

 

 

エアコンのクリーニングを業者に頼むのはとても便利ですが、

トラブルが起きる可能性があることをあらかじめ把握しておく必要があります。

 

もちろん、ちゃんとした業者であれば滅多なことではトラブルにはなりません。

 

しかしクリーニングは人間の手で行うものなので、

ミスの発生をゼロにはできないのもまた事実です。

エアコンクリーニングのサービスでよくあるトラブルとしては、以下の3つを挙げることができます。

 

 

トラブル①  水漏れなどによるエアコン本体の動作不良 
トラブル➁  エアコン内部の部品の破損や紛失 
トラブル③  クリーニング後に空調の効きが悪くなる 

 

一つひとつ具体的に解説していきましょう。

 

・水漏れなどによるエアコン本体の動作不良

 

よくあるトラブルとして代表的なのは、

水漏れなどによるエアコン本体の動作不良です。

 

もともときちんと動いていたものが、

クリーニングを経て逆に不具合を抱えるようになってしまったケースです。

 

大手チェーン店や、研修体制がしっかり整っている大手掃除業者の場合は、

あまりこういうことはありません。

お掃除機能付きエアコン含め、あらゆるメーカーのあらゆる

機種に対応した技術者がクリーニングをおこなうからです。

 

しかしクリーニング業者の中には安さを売りにしてずさんな作業をするところも少なからずあり、

そういったところに頼んでしまうと、こういう動作不良などの

トラブルに見舞われる可能性は高くなります。

なので、安い料金だけで決めるのではなく、

多少高額でもサービスや業績の質がしっかりしている業者を選びましょう。

 

・エアコン内部の部品の破損や紛失

 

クリーニングは人の手による細かい作業であるため、

訓練を積んだ技術者であってもうっかりミスをしてしまうことはおおいにあり得ます。

 

その最たる例が、エアコン内部の部品を破損してしまったり、

紛失してしまったりといったケースです。

 

単なる凡ミスの場合もありますが、

エアコンが設置された環境の問題(すなわち依頼者側の問題)

も関わっていることがよくあります。

 

例えば、移動させるのが難しい大きな家具などを

真下に置いた状態でクリーニングするときなど、

やや無理な体勢で作業しなければならない状況もあり得るため、

ミスの発生率も高くなってしまうでしょう。

 

もちろんプロとしての仕事に「仕方ない」などということはありませんが、

どれだけ良心的な業者であってもこういったミスを

完全に防げるわけでないことは理解しておく必要があります。

 

・クリーニング後に空調の効きが悪くなる

 

具体的に部品の破損や紛失があったわけでもなければ、

水漏れなどの分かりやすいトラブルが起きているわけでもないものの、

どうもクリーニングしてから空調の効きが悪くなった、なんてこともよくあります。

 

空調の効きが悪いというのは抽象的なトラブルであるため、

水漏れや部品の破損といった問題と比べると、責任の所在を特定するのが難しいところがあります。

本当にクリーニング業者のせいでそうなったのか、原因がはっきりしないことが多いからです。

あるいは単なる気のせいの可能性も十分に考えられます。

 

時間が経てば経つほど原因を特定しにくくなっていき事態の解明が困難になってしまうので、

このような事態に陥った場合には、できるだけ早いうちに

クリーニング業者にお問い合わせをすることが大切です。

 

 

 

 

では、エアコンクリーニング終了後の動作確認等で不具合やトラブルが見つかった場合、業者の保障はどこまで有効なのでしょうか。見ていきましょう。

 

 

エアコンクリーニングサービスが何をどこまで保証してくれるかは、業者によってまちまちです。

ざっくりとしたことを言うならば、名の通った評判の

高い業者であるほど保証の体制もきちんと整えているものです。

 

安さだけを売りにした梅のクリーニング業者に依頼すると、

結果的に高くついてしまうリスクがあることには注意する必要があるでしょう。

 

ここでは代表的なトラブルについて、どのような補償をどこまでしてくれる業者が多いのかを解説していきます。

 

特定の業者の話ではなく一般論であるため実際に依頼をする際には

その業者のスタンスをあらかじめしっかり把握しておくことをおすすめします。

 

・クリーニング中に部品を破損してしまった

 

クリーニング中に部品を破損してしまったケースは、

明らかに業者側の過失であるためほとんどの業者において弁償などの形で保証を受けることができます。

 

ただし具体的な補償の内容はその業者が加入している保険によって変わってくるため、

一概にどのくらい補助してくれるかは断言することはできません。

 

またクリーニング業者はエアコンの製造業者と繋がりがあるわけではないので、

代わりの部品を調達してくれるといった対応はほとんどの場合していないと考えた方が良いでしょう。

クリーニング業者にできるのはあくまでも金銭的な弁償であることは念頭に置いておきましょう。

 

・クリーニング中に家具や床を汚してしまった

 

室内機をクリーニングしていると、ちょっとしたミスで使用している

洗浄剤などが飛び散ってしまい家具や床を汚してしまうこともあります。

 

こういったクリーニング中のトラブルも明らかに業者側の過失であるため、

損害の度合いに応じた弁償を受けることができます。

 

とはいえ、お金に換えられない大切な家具などを汚されてしまった場合は、

いくら弁償されても気が済まない人もいるでしょう。

そうならない為にも、大切な家具や荷物はあらかじめクリーニングに

使わない部屋に保管しておきましょう。

 

・クリーニング後にエアコンが壊れてしまった

 

エアコンクリーニング関係のトラブルで一番厄介なのは、

作業が終わったあとの動作確認の過程でエアコンが壊れてしまったと発覚した場合です。

 

クリーニングが終わったあとにエアコン本体や室外機などに故障を見つけた場合、

それがクリーニングによるものなのかそれ以外の原因なのかを、はっきりさせなければいけないからです。

 

また、業者によってクリーニング後の保証期間が大きく異なる点にも注意する必要があるでしょう。

 

壊れてることが分かったときにはもう保証期間が過ぎており、

明らかにクリーニングのせいであったとしてもどうしようもないこともあり得ます。

 

最悪の場合は、自分のお金でエアコンを買い換えなければならなくなってしまうので、

クリーニング後の故障に関する取り扱いは事前にしっかり確認しておきましょう。

 

 

 

では次に、エアコンクリーニング終了後の動作確認で発覚した際のトラブル等の回避法を見ていきましょう。

 

エアコンクリーニングによってトラブルが発生した場合、

それが明らかにクリーニングのせいなのであれば大抵の業者ではきちんと保証を受けることができます。

しかしもちろん、トラブルがないに越したことはありません。

 

トラブルの可能性を低くできるのであれば、可能な限りその努力をしておくべきでしょう。

トラブルを避けるためにやっておくべきこととしては、以下の4つを挙げることができます。

 

 

どこまで補償を受けられるのか作業前に確認する
エアコンの動作状態を確認しておく
安さだけが魅力の業者に依頼しない
作業に必ず立ち会う

 

 

この4つは特に大切な事なので、一つずつ見ていきましょう。

 

 

・どこまで保証を受けられるのか作業前に確認する

 

万が一トラブルが起きたときに備えて、どこまで保証を受けることができるのかを事前に確認しておきましょう。

いざ故障などが起きたあとになって、保証に関して業者と揉めるのはとても疲れることです。

 

さんざんやりあった挙句に、

納得のいく保証を受けられないまま終わってしまう可能性も十分に考えられます。

 

保証してくれる金額や期間。

どういった範囲まで保証してくれるのか。

 

こういったことを細かく事前に確認しておくと、

後々の面倒を減らすことができます。

 

業者によっては公式サイトにすべての保証の内容を記載しているところもあります。

まずはその情報を探してみましょう。

見つからなかった場合には、見積もりの際などに質問してみるのが良いでしょう。

 

・エアコンの動作状態を確認しておく

 

クリーニングが終わったあとにエアコンが不調であった場合、

保証を受けられるかどうかは、その不調がクリーニングのせいであるかどうかで決まります。

 

しかしもともとのエアコンの状態がわからなければ、それを判別するのは難しくなります。

エアコンの動作状態は、クリーニングを頼む前にあらかじめ確認しておきましょう。

 

変な音がする・臭いがする・水漏れがするなどの不具合がクリーニング前には一切なかったのであれば、

作業後の不具合はクリーニングのせいである可能性が高くなります。

 

ダメ押しとして、正常に動作していることをクリーニング前に業者と

一緒に確かめておくことをおすすめします。

作業前に一緒に確認し、業者から「確かに異常はない」という言質を取ることにより、

クリーニング後の不具合の責任の所在を明らかにしやすくなるからです。

 

・安さだけが魅力の業者に依頼しない

 

初めてエアコンクリーニングを頼もうとしている方や、

高齢者の方に特に注意して欲しいこととして、

安さだけが魅力の業者を選ばないことが挙げられます。

 

「安い」「作業時間が短い」といった売り文句は魅力的に映りますが、

引き換えに保証がちゃんとされていなかったり、

そもそものサービスの質が良くなかったりする場合があり得ます。

 

保障のしっかりしていない業者を選んだときに限って、予想もしなかったトラブルに見舞われてしまうものです。

後になって泣きを見ることのないよう料金だけではなく

サービス全体を見て、より安心・安全な業者を選ぶことを心がけましょう。

 

・作業に必ず立ち会う

 

クリーニング前後の動作確認だけでなく、クリーニングの作業中にも必ず立ち会うようにしましょう。

気になることがあれば業者の人にその場で聞くことができますし、

何か問題が発生した場合にも素早く対応できるからです。

 

依頼者側にとって有利なだけでなく、良心的な業者にとっても、

その場で依頼者に判断を仰ぐことができるのはありがたいものです。

 

単なる時間のロスとは考えず、大切な時間なのだと捉えて最後まで立ち会うことをおすすめします。

また、プロのクリーニング技術の一部始終を見られるのは、

今後何かあったときに自力でクリーニングする際の参考になることでしょう。

「プロの技術を盗む」視点で立ち会ってみれば、なかなか面白い体験になるかもしれません。

 

 

今回はエアコンクリーニングの終了後の動作確認を行った際や業者の作業中のトラブルについて記載しました。

 

エアコンのクリーニングサービスは、訓練を受けたプロの技術者によるサービスですが、

人間の手でおこなうものである以上、どうしてもトラブルはつきものです。

 

ことが起きたときにどうすればいいかを知っておくだけでなく、

そもそもトラブルが起きないようにするためにはどうすれば良いかを知っておくことも大切です。

 

この記事を参考にして、ぜひ安心・安全にエアコンのクリーニングサービスを利用してみてください。

上手に使うことができれば、支払ったお金以上の快適な結果を得ることができるでしょう。