そもそも風呂釜とは?なんのために付いている?
「風呂釜」と聞いて浴槽のことだと思う人もいるかと思いますが、実は違います。
風呂釜とは浴槽に入っているお水を温めて、お湯にする装置です。
浴槽内にある口(穴)から水を取り入れ、配管内で循環しながら加熱しお湯にして浴槽に戻す働き(追い炊き機能)ができます。
お風呂をしっかり掃除するなら浴槽だけではなく、この風呂釜にも目を向ける必要があります。
風呂釜が汚れると、どうなる?
入浴した浴槽内のお湯には様々な汚れの原因が混じります「皮脂汚れ」「水垢」ほかにも入浴剤を使っている人ならその残り成分など。
日々、追い炊き機能を使っていると浴槽の中のお湯に混ざった汚れが風呂釜の配管内を通り徐々に溜まっていきます。
その溜まった汚れがレジオネラ症を引き起こしてしまうレジオネラ菌や、その他にもサルモネラ菌、大腸菌などといった体調不良を引き起こす菌の餌になり繁殖していってしまいます。
最近でも宿泊施設のお風呂でレジオネラ菌が大量に繁殖し健康被害。
レジオネラ菌によって最悪死に至るという事故も発生しているので、風呂釜をきれいに保つことは重要です。
特に、これまで風呂釜の掃除をしたことがないという人は一度チェックしてみてください。
風呂釜が汚れているかもしれないサイン
毎日、追い焚き機能を使っているなら定期的に掃除することが大切です。
しかし、風呂釜の配管内は外からは見えない部分にあるので汚れているかどうかは、一目見ただけでは分かりません。
例えば、追い焚きしたときに・・・
①お湯に汚れが浮いている、濁っている。
②お湯から変なにおいがする、臭い。
③お湯に海藻のようなヌメリがある。
のような状態になっていたら風呂釜に汚れが溜まっているかもしれません。
風呂釜の掃除をしたほうが良いでしょう。
風呂釜は種類によって掃除の方法や掃除する頻度が変わります。
詳しいやり方はこちらから
👇
お風呂の風呂釜洗浄のやり方とは??お風呂を清潔に保つ方法や頻度についてご紹介します!
まとめ
風呂釜の掃除をしたことがないといった人もいるでしょう。
普段、目につかない部分についているので仕方がないと思いますが、定期的に風呂釜の掃除をしないと菌が増殖し様々な体調不良を引き起こしてしまうリスクがあります。
せっかく頑張って浴槽をキレイにしたのに風呂釜がすごく汚れていたら台無しですよね?
今まで風呂釜をまったく掃除したことがない場合、すでに汚れが凝り固まってかなり掃除しづらいかもしれません。
そういう時は一度プロに頼って徹底的に掃除してもらうのもおすすめです。
是非この機会に風呂釜の汚れが溜まっていないかを確認してみてください。
◆関連記事◆
👇
・浴室クリーニングを業者に依頼するとどのくらいになる?業者選びのコツもあわせて載せています♪
・お風呂の風呂釜洗浄のやり方とは??お風呂を清潔に保つ方法や頻度についてご紹介します!
・お風呂掃除の頻度はどのくらい?一人暮らしの場合の頻度と簡単な掃除方法を解説します♪